見習い期間

翌日、病院に行き美容外科へ足を運ぶと、院長が私の顔を見て挨拶してくれたので私もすぐに挨拶しました。規模が小さいせいか、医師は院長のみで看護師は2人のみでした。診察室へ移動した院長の後を追って中に入ると、見たことがない設備がいくつかありました。院長はレーザー治療に使う機械を指差して、電源の入れ方から、どんな治療に使えるかの話をしてくれました。どれも興味深いだけでなく、私の人生に役立つ話だったためメモ帳に書き込みながら聞きました。
看護師が診察時間ですと言うと、お客が入ってきました。顔の頬に独特なシミが出来ている高齢者で、シミを落として下さいとのことでした。院長は私に見えるように電源を入れ、レーザー治療を患者に施していくと、シミは薄くなり目立たなくなりました。私は治療が終わったと感じたので、患者に手鏡を渡してみると、患者は満面の笑みを浮かべて私達にお礼の言葉を述べました。次に訪れたのは高校生の女子で顔のほくろを取って欲しいと言いました。鼻の脇にできたほくろで、顔を見ると目立つことから除去をお願いした理由もわかると思いました。この時は少し目を離していたのですが、院長はその経験豊富な手腕のせいか、簡単にほくろを除去しました。また、私が目を離していたことに気が付いていたらしく、少し怒っていたので謝っておきました。