就職活動

勉強をした甲斐があったせいか、医師の資格を無事に取得することができたので、すぐに地元に戻って仕事を探しました。安定所へ行き専門職の欄をパソコンで見ていくと、求人票に美容外科の名前がありました。募集に応募して病院へ面接に行ってみると、院長と名乗る方がいて、私を面接してくれました。資格を取ってすぐだと話すと、院長は経験者が欲しかったのか、少し悩んだような表情を見せました。その後に私のほうを一直線に見据えて、採用しますが数ヶ月は私の仕事を見ていて下さいと言いました。見習い期間となるため、しばらく給料は低いと言いましたが、経験については仕方ないためそれで承諾しました。

美容外科の求人で勤務時間を自由に選択

私が求人サイトを利用して今の勤務先に転職したのは今から5年前です。現在の私は既に40代に手が届こうとしていますが、首都圏の国立大学の医学部を卒業した私は、当初そのままエスカレーター式で系列の大学病院へと就職をしました。首都圏の国立大学病院ですので、それなりの規模で外来数、入院患者数もかなりも数でした。就職をして1年目2年目は毎日覚えることが多すぎるのと任される仕事の多さに正に寝る暇もありませんでした。医師として新人の頃というのは、給料も薄給で、夜勤のバイトをしなければ生活をする事ができないほどでした。それでも経験が絶対的に必要な職業ですので、毎日それなりに充実した毎日でした。しかし3年目以降の徐々に仕事を覚え始めても、忙しさが変わらず、新人の教育なども行わなければならなくなるとより仕事量が増え始め、ある日体調を壊してしまいました。その頃になるとこのままこの大学病院で勤める事に漠然と不安を覚え始めていました。私は地方出身なのですが、そのタイミングで実家の母が体調を壊してしまい、改善をしたものの飛行機で2時間以上かかる場所で生活している事が心配になり、実家の近くに良い勤務先がないか転職を考え始めました。私の専門は美容外科で、一年に何度かは学会などで地方の友人などと交流する事もありましたので、転職を考え始めた頃は人脈などを利用して候補先を探していたのですが、なかなか自分一人で行うのは難しいと感じました。そこで、私が利用したのが求人サイトです。私が利用したのは日本でも有数の提携先を誇る大手の求人サイトです。まず、登録に際して自分の希望条件をまとめなければなりません。私の希望条件は、まず実家がある地域から遠くても駅で3駅分の範囲内にある事、給料が大学病院の頃よりは少しでも多く貰える事、勤務時間をできるだけ自分で選択できる事でした。この3つの条件を元にまずは自分で検索をかけてみましたが、自分が想像する以上に検索ヒット数が多く自分では選べないほどでした。日本の医療機関は年々増加傾向にありますので、求人自体は非常に多くあります。あまりに多くの候補先が出ましたので、サイトに常駐されているキャリアマネージャーに相談し、サポートをしていただきました。キャリアマネージャーはサイトで困った事があれば様々なサポートをして下さいます。私の場合は、希望条件をより良い条件に格上げして頂くと同時に、当初結婚2年目で、子供が小さかった事もあり、共働きとしては勤務先に託児所が完備されている事を加えて頂き最終的に4つの病院に絞り込んでもらいました。4つの病院は総合病院が2つ、個人病院が2つです。どちらも託児所が完備されており、給料の面では若干ではありますが個人医院の方が上でした。それでも大学病院の頃の給料の1.5倍以上の所ばかりです。候補先を絞り込んだあと心配になったのは面接です。私は、卒業した大学の病院に就職しましたので、一般の企業に就職する為に行う就職活動を行った経験がありませんでした。そこで、面接が不安であることをキャリアマネージャーに相談したところ、面接で予想される質問のパターンをいくつか作成して下さったり、実際に面接官になって頂き模擬面接をしてもらいました。おかげで本番の面接では大して緊張することなく臨む事ができ、結果的にすべての病院からお誘いをもらい、現在の勤務先に御世話になる事になったのです。この5年間の生活は非常に充実しており、併設された託児所でお世話になった子供の今年小学生になりました。自分だけで転職先を見つけるのはなかなか困難で、求人サイトを利用して本当に良かったです。